映画 サマー・オブ・84(2017)アメリカ.カナダ/106分/R15+
監督 フランソワ・シマール
アヌーク・ウィッセル
ヨアン=カール・ウィッセル
脚本 マット・レスリー
スティーヴン・J・スミス
音楽 ル・マトス
主演 グラハム・ヴァーチャー
ジュダ・ルイス
ケイレブ・エメリー
コリー・グルーター=アンドリュー
ティエラ・スコビー
リッチ・ソマー
トラウマ級の結末と書いてあったのでどんなものかと思いきや、確かにこりゃ......かなり予想以上にエグい終わり方したな。
ジュブナイルものの青春サスペンスホラーで綺麗事では絶対に終わらない、ある意味、胸糞な衝撃のラスト。
隣人の警官が行方不明事件の犯人なのではと疑い、独自で張り込み調査を行う少年4人に待ち受ける現実。
マッキーが犯人だと、電話をかけた先が従兄弟かと思いきや自分家の電話番号だったところでもうなんとなく確定してるけど、マッキーがいつ戻ってくるか分からない恐怖と同時に、首を裂かれて殺されたウッディへの苦しい想いと、関係が徐々に悪くなってデイビーを信用すらしなくなった友人2人の、その様子を観るのが苦しかった。
未成年が殺される描写がきちんと写されてるのが後味悪い意味で印象深い。
特に仲の良かったウッディが無惨にも死んだ。それだけじゃなくデイビーが巻き込んだ事で命を失ったことが怖い。
結局、犯人はわかってる状態でもまだ捕まってないし、今後またいつ姿を現すか分からない、なんともゾッとした恐ろしい結末だった。
まずキャラ設定で上手いところがあり、そこはデイビーがUFOや未解決事件などのミステリーなどを信じすぎて、周りに飽きられているところだ。これが後の友情の崩壊へと繋がっている。見事だった。
相変わらずオナニーやら、エロやら、下ネタは多すぎた。