りた

残された者-北の極地-のりたのレビュー・感想・評価

残された者-北の極地-(2018年製作の映画)
3.1
一面が雪景色、北極の地で極寒サバイバル。
イワナを釣って、救難信号を送ってを繰り返す毎日、きっと気が遠くなるに違いないなぁ、いつから居たのだろうかと観ている側は、冒頭から早速不安が過ぎる。
目の前で墜落する救助ヘリといい果てしなく絶望を与えてくる作品だと思う。
堕ちたヘリの中には大怪我を負った女性が、彼女を救う事でまた生きるキッカケに繋がったと思うと凄い。

ズタボロ役が似合うマッツ・ミケルセンが本当に凄い。
とにかく喋る事も勿論会話がほとんど無いので、静かに進む物語に少し長く感じる節はあったけど、実際遭難したらこういう感じでいつでも恐怖と隣り合わせなんだろうなぁと思うとちょっとゾッとした。

遠くの方でこっちを見つめるシロクマなんてもう..ちょっと可愛いけど、全力ダッシュされたら絶対ビビる(笑)
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