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運び屋のpのレビュー・感想・評価

運び屋(2018年製作の映画)
3.9
麻薬がらみの犯罪映画なのに主題は人生について。
アールは自分に正直生きてきた自由な老人だけど、家族に見放されることを重ねてきて、結局農場しか残らなくて。
でも、コミュニティは広くて、たくさんの人とのつながりを大切にしてるのは素敵だし、そんな人脈を作れる人柄が微笑ましい。麻薬組織の高圧的な兄ちゃんも日が経つにつれ親しくなっちゃうのすごい。だから最後に親しかった子守って言われてた人(名前忘れた)の悲しそうな目が辛かった。マフィアにも心があるんだな〜
メアリーは死ぬまでアールへの二律背反な想いを抱えてたと思うと泣けてきて、とても遅かったけどアールが家族との時間が大切だってことに気づいて良かった。
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