ペジオ

運び屋のペジオのレビュー・感想・評価

運び屋(2018年製作の映画)
4.3
イーストウッドの正直さんぽ

予告編とか他の「メキシコ麻薬カルテル」を扱った映画のシリアスさを想定した上で鑑賞するとズッコケる
飄々とした好好爺たるイーストウッドの「街ブラ散歩」映画だったから
散歩の道中寄り道はするし、出会った人々との交流でもやりたい放題である
そしてそれがやたら楽しい
カルテルの人間とどんどん仲良くなっていくイーストウッドを見ているだけで笑みがこぼれる(カルテルのイメージアップ戦略かってくらい人間味溢れる描写。…まさか…金貰ってないよね?)

職場の若い後輩がこの映画を観て「人生の勉強になった」と言っていた
90近い爺さんが20代にコミットできるっていうセンスの若々しさがイーストウッドの凄さだな
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