見終えたあとパッと思い浮かんだのは自分自身も購入をしたNFTアートのことだ。誰から見ても価値がなく、自分自身しか価値がないと思い込んで買った。結果当時のレートで38万くらい。
NFTといえば「そのプロジェクトを持っているとこういったユーティリティがありますよ」というプロジェクト単位のNFTではなく、純粋なNFTアートを買った。しかも初NFTが「NFTアート」だった。CryptoPunksとかは今でも一切暴落をしていないし、NFTアートとしての位置付けなのだろう。
今は2年前と比べてNFT業界は廃れていても、アートというものは存在していてそれは絵も同じなのだろうと思う。人によっては価値が一切なくとも、作者が亡くなってから一気に価値が上がったりアートの世界は価値というものが付けづらい。
自分は極力物を減らしたミニマルな生活がしたいため、家に絵を置くこともほとんどないし、美術館に直接行ったときの非日常な空気感が好きだからなんとも言えないけど人それぞれの「価値」というものが本当に面白いドキュメンタリーだった。
自分からすればできるだけ「交通費は削りたい」し、ケチケチしまくってるけど「旅行代には問答無用でガンガンお金を使い続ける」のと同じなのだろう。
正直今買ったNFTアートが大暴落をしているため、もし建値で買い取ってくれる人がいれば売りたいといえば売りたいのだけど当時の気持ちも大事にして持ち続けるのもありなのかなと思った。