クワイエット・プレイス 破られた沈黙の元のネタバレレビュー・内容・結末

今作は細かい所気にする暇もなく楽しめた。
家族の中心であった父を失った子供たちの成長の物語がしっかりとあった。
娘は父の意志を継ぎ、新たな希望を求め、同じく喪失を経験した男の姿勢までも変えていく。
息子は気弱だったが、最後には母と赤子を救うためにひとりで立ち向かう。
子供たちは一人前になって、前作でのパパママポジションである。

前作同様、音と無音を駆使した演出あり。ハウリングという対抗手段もあって応戦できるが、強敵であることには変わりなく。
Day1で”Dive”の伏線張りつつ、ビビリな息子の様子も見せといて、その後の話に繋がっている。

予告見てキリアン・マーフィー絶対悪役や思ってて、見てる間も絶対こいつ裏切るやろーって思ってたら、めっちゃいい人物でした。邪推でした。
物語全体としても、結局怖いのは人間っていう方向に行かなくてよかった。