nene

ハッピー・デス・デイ 2Uのneneのネタバレレビュー・内容・結末

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

いやいやこれおもしろい!
2作セットで観るべきですね。
キービジュアルから想像するホラー味はさらに薄れてかわりにSFとコメディ要素アップ。
さらに連作なこと、恋愛や成長、先の見えないハラハラ感、グロエロ要素少なめなど総合するともう誰にでもお勧めできる「バック・トゥ・ザ・フューチャー」みたいな娯楽作扱いしていいんじゃなかろうか。言い過ぎ?(そういや作中でオマージュ出てきますね!)
気味悪い仮面の殺人鬼に追われるのと死ぬのを繰り返すのはトラウマになりかねないから小さいお子さんには流石にお勧めできないけどw

重箱の角はいくらでもつつけるんですが、そういうのは野暮だなと思います。
素直に楽しむのが吉。

別次元であることを利用して少しずつ設定が違うので、繰り返していても誰が犯人か分からない。そこがうまいなあと思います。

ツリーのキャラがいいですね。真面目キャラじゃないからこその作品の面白さだと思います。
でもその子がちゃんと成長していく姿が小気味いい。
前作で殺すに至ったロリの二重生活を案じ別次元で殺してしまったことをさりげなく謝ったり、今作の次元でもやっぱりいいヤツだったカーターの言葉でどちらの次元を選ぶか決めたり(生きて会えた母を選ばないのは辛いと思う)、思わず涙が。
でも何度も死ぬシーンでは思わずふふっと笑ってしまう。
スカイダイビングでぴったりあそこに落ちられるわけないでしょ!w

にしてもツリー不憫すぎる…もうループしないで欲しいなあ。幸せになってね。

最後ダニエルちょっとかわいそうではとはおもったw
やなヤツだけど、さっき協力してもらったでしょww別次元だけどw

人にお勧めしたくなっちゃう映画ですね!


「過去に引きずられても、未来が呼んでくれる」
ママの言葉、グッと来ました。
過去に囚われて苦しい時に思い出したいです。
nene

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