このレビューはネタバレを含みます
凡人が演じる天才役はつらい…
と思ってしまった(言葉が悪く申し訳ない。
全体的に浮ついた感じがあり、物語に入り込めない。あまり演者が上手くないので、白々しさだけが先に立ってしまい、どうにもいたたまれない。
齋藤由貴さんにはああいうスカした役が合わない。日本人の英語の台詞回しがやけに気になり、ソワソワしてしまう。松岡茉優さんはあまり華がなく、表情や雰囲気からあまり葛藤が感じられない。共演の海外勢にも重みがない。ストーリーもあるようでない。ないないばっかりで西川貴教さんがでてきそう( ; ; )
唯一よかったのは、演奏シーンの迫力。
そして松坂桃李さん。やはりこの方は華があるし、うまい。【生活者の音楽】が終わった時のインタビューで、涙を堪えるシーンは流石と思った。