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蜜蜂と遠雷のmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)
3.5
恩田陸の直木賞受賞小説を石川慶監督が映画化。
若手ピアニストの登竜門とされる国際ピアノコンクールを舞台に、4人のピアニストたちの葛藤と成長を描く。(2019)

~4人のピアニスト~
・ピアノの楽しさを教えてくれた母を幼くして亡くし、コンクールから逃げ出してピアノから遠ざかっていた栄伝亜夜(松岡茉優・演奏は河村尚子)
・"生活者の音楽"を目指す高島明石(松坂桃李・演奏は福間洸太朗)
・"完璧な演奏"で優勝候補のマサル・カルロス・レヴィ・アナトール(森崎ウィン・演奏は金子三勇士)
・"ピアノの神様"が送り込んだ謎めいた天才少年・風間塵(鈴鹿央士・演奏は藤田真央)
4人は、それぞれの思いを胸にステージに上がる…。

「世界はいつでも音楽にあふれている」

物語のキーとなるオリジナル楽曲「春と修羅」の作曲は藤倉大。
日本を代表するピアニストが披露する、それぞれのキャラクターに沿った演奏が聴きどころ。

映画化不可能と言われた?という小説。
原作を読んでいない私は、ピアノ演奏と映像感覚を堪能。
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