名探偵ブノワ・ブランが世界的なミステリー作家の自殺に隠された真相に迫るミステリー作品。
最初から犯人が分かっている状態の緊張感を楽しむ古畑スタイルかと思いきや、しっかり謎が解けた時のカタルシスを楽しめる作品だった。
ただし、嘘をつくとゲロを吐く体質の女性が登場する等、コメディ的な要素がある作品なので、本格的なミステリーを期待して観ると若干肩透かしを食らってしまうかも。
あとこれはどんでん返し系の作品だと仕方ないのかもしれないけど、最後に至るまでの過程が盛り上がりに欠けてしまうのがマイナスポイント。
キャプテン・アメリカのイメージが強いクリス・エヴァンスが口の悪い役を演じていたのは新鮮だった。