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僕たちは希望という名の列車に乗ったのmakingのレビュー・感想・評価

4.5
屋根裏の殺人鬼で殺人鬼役をやっているヨナス・ダスラーが真逆の堅物な感じの学生を演じていて驚きエリックには泣かされました……。

教育大臣(?)の女子学生への接し方がモラハラだしセクハラだしで今の日本だったら間違いなく朝日新聞の1面か2面ぐらいに載りそうですね。キモイですね。

最後の方で学生たちが立ち上がって、みんながみんなを庇うシーンが見られるのだけれども、その中で1人ずっと俯いて座っている女子学生が凄く印象的だった。もちろん立ち上がって「私が首謀者だ」ということも非常に勇気のあることだと思うが、みんながそうする中で、1人座り続けることも勇気のいることだと思う。私があのシーンで1番「信念」というものを感じたのは彼女だったかも。

西に旅立って行った人と東に残された家族や学生が、東西統一後に出会えてたら良い。
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