taku

僕たちは希望という名の列車に乗ったのtakuのレビュー・感想・評価

4.5
エンディングで軽く震えてしまった。この震えは今の自分の境遇と重なった彼らの心の強さに響いたからだと思う。若者なりの正義と大人の妥協・偽りってパワーバランスは釣り合ってないけど、正義に向かって進む力は若者の方が強いことは明らかだ。新入社員なりに会社を変えたい気持ちが今あって、提言しても変わるとは思ってないけど、妥協はしたくなくて。若者らしさは自分を信じて言葉を発することだと思っていたが、この映画で自分の考えが間違っていないと肯定された気分。自分の境遇は彼らと違って命も家族も懸かってないから同じ土俵で議論すると失礼かもしれないが。無知は危険だが、同時に勇気を持ち合わせている。これから経験を積んで、知識を蓄えても、自分の正義は持ち続けたいし、若者の考えを尊重し続けたい、彼らの正義に沿っている限り。この時代の歴史を勉強し直してもう1度観たい。
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