インダスの大地

僕たちは希望という名の列車に乗ったのインダスの大地のレビュー・感想・評価

4.0
1950年代、東ドイツの青少年達の実話系映画。
自分が18の頃、彼らのように政治に関心を持ち、情報を掴む為に努力をし、社会に真摯に向き合っただろうかと考えると恥ずかしくなるくらいNOだなって思いながら鑑賞した。
各々が自分の信じるものに真っ直ぐだけど、理想と、家族や自分の生きる世界、どうにもならない現実に板挟みで葛藤し苦しむ姿は見ていて辛い。
自分の行先くらい自分で考えろ、当たり前なのに状況が状況なだけにこんな、、重い台詞〜!

自分の意思を持つということは国家の敵となったわけだ、というシーン。色々と考えさせられる。