かずシネマ

僕たちは希望という名の列車に乗ったのかずシネマのレビュー・感想・評価

3.6
実話に基づく作品だそう。
原題を直訳すると「無言教室の様子」

何だろう…終始圧迫面接を受けている様な雰囲気。息が詰まる。
家族の事で脅迫され、尋問され。
相互監視の強要、親類縁者を人質にとられてるのと同じだよな。

実話を元にしているだけあって、分かりやすく映画的な展開をする作品ではない。人によっては退屈する類いの作品とは思う。
当時の東ドイツがどんな雰囲気であったのかの勉強になるし、興味深く鑑賞できる。

しかし、彼女の「言い逃れ」て言い方と開き直りは酷くね?w
うーん…ああいう状況になってしまったとして、家族や周りの人への影響とかを考えたら自分も「嘘も方便」だと思うなぁ…。

ところでテオの父ちゃんの見た目が若くて、最初は関係性が分からなかったわ。

テオとクルトは一昔前ならダニエル・ブリュールとアウグスト・ディールが演じてそうな雰囲気。
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