まつこ

元禄忠臣蔵 後篇のまつこのレビュー・感想・評価

元禄忠臣蔵 後篇(1942年製作の映画)
3.7
後編の方が人情が描かれているからか引き込まれる。

「そちの侍を立てる己の侍を立てる」という言葉に溝口らしさを感じた。ひとりの女を描いているのに女みんなに当てはまる感じ。女たちを越えて社会全体に訴えかける感じ。同志を桶に例えたけれど、桶板こそ人そのものもなのかもな。
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