『おとなの事情』韓国版リメイク、イタリア版を先に観てるとやっぱりオリジナルが良いよなとは思ってしまいますが、、、(^^;
まぁ、これはこれで楽しめたし、そもそもリメイクゆえに筋書きは知ってて観てるんだから、オリジナルを越えるのってなかなか難しいですよね。
イタリア版と比べたときに、韓国版は内容がわかりやすくなってます。
余韻を残す感じのイタリア版から、韓国版は明確な答えを提示してうまく解釈を入れたなという印象でした。
しかし、一番気になったのが、イタリア版だとワインを持ち寄ってホームパーティというのが自然に馴染んでいたのですが、その雰囲気をやろうとすると、韓国だとアッパークラスの人々って感じになっちゃうんですね。
韓国料理をテーブルで囲むことにはなるけど、小洒落てる感が強過ぎて、これって韓国らしいのかなぁ?という疑問を抱きながら観てしまいました。
出てくる人たちも、コイツ軽薄そう!とかアイツ嘘つきそう!とか、そういうのはイタリア版の方が自然にハマってましたよね。
そもそもイタリア人ゆえのキャラクター性みたいなところを、韓国版はそこまでアレンジせず忠実再現に徹したが、もう少しお国柄を出す選択肢もあったように感じてしまいました。