同じ街で生活する登場人物たち。それぞれが問題を抱えて、たまにちょっと交わりあったり離れたりしつつ、それぞれが遠くの街にいる座っている象を想い始める。
好き。タイトルも良いし、プロットにちょっと騙される感じも好き。座ってる象のために何時間でも観ちゃうやつだ。約4時間、あっという間だったよ。
ただ、閉塞感ややるせなさで重苦しいので、人を選ぶ作品かなぁとは思う。
出てくる奴みんな誰かのせいにしすぎなんだけど、だからこそ象を目指せるのかもなあ。
長回しが長すぎて、役者さんすげえっす。
バストショットより狭い構図がずーっと続くのはちょっとストレスだったな。手に何を持っているのかが分かりにくいところがあった。
監督亡くなられてるのを知り、ショックでした。素晴らしい映画を残してくださりありがとうございます。。