象は静かに座っているの作品情報・感想・評価・動画配信

「象は静かに座っている」に投稿された感想・評価

hiroko

hirokoの感想・評価

1.7
評価高い!!と楽しみだったのに。
後ろ姿にぴったりくっついてんやけど目線がめっちゃ私やった(背が低い人からの見上げ感)。
フー・ボー脚本監督による人間ドラマ。フー・ボー監督の長編デビュー作にして遺作となってしまった作品。
明日もままならない鬱屈した日々をおくる4人の老若男女。そんな日々に嫌気がさし、ある動物園にいるという“座り続ける象”の噂を確かめるために旅にでようとする物語。

上映時間234分、しかし長さを全く感じない。長回しでとても“行間”を大切にしている作品。「無駄なショットがあった記憶がない」と坂本龍一氏が評していますが、本当にその通り。“間”がこの映画の全てといっても過言ではないでしょう。

ここからは少々ネタバレ
印象的な台詞を以下に。






人は行ける、どこにでも。
そして分かる、どこも同じだと。
その繰り返しだ。
だから行く前に自分まで騙すんだ。
今度こそは違うと。

ここにいて、向こう側を見ることだ。
そこがより良い場所だと思え。
だが行くな。
行かないから、ここで生きることを学ぶんだ。
matool

matoolの感想・評価

4.0
長いけど良かった。ピンぼけの撮り方もセリフ回しもBGMもしっくりくるシンプルで無駄のない映画でした。
絶望的で出口なしと感じる世界。家族も学校も施設も街も何もかも。
映画に希望を求めてるわけじゃないから、全然それでよいのだけど、これがたとえば、どこか北欧の雪に包まれた農村の話だったらしんどすぎて見ていられなかったかもしれない。河北省の石家荘、省都でもあるという、都会の雑踏が背景として効いている。人が群れ集まって暮らすことのきつさが延々と描かれているけど、映画として見ている分にはそれがいい。誰もが不機嫌顔で無愛想でコミュニケーションも不成立。それがいいっていう映画のフシギ。

勝手に前後編の2回に分けて見たのもよかったかもしれない。
skramliF

skramliFの感想・評価

2.8

このレビューはネタバレを含みます

誰ひとり笑わないなと思って観てたけど、最後のシーンだけは笑ってるような気がした。きれいなシーンだったな。

4時間あるからずっと躊躇ってたけどようやく観れたー👏
「なぜ?」の問いかけがキャラクターを通じてかなり出てくるんだけど、そんな過去の掘り返しの連続のせいで映画としての面白さが欠けていたと思う。脚本に頼っている内容だが、テンションガン萎えの人物の後ろ姿を勢いよく追うカメラワークは結構没入感あり。「座っている」ってタイトルだから人間ずーっと立ってて当たり前。音楽は意外にポップ。人間ゴミって言うからにはゴミ拾いしようね人間
圧倒的な傑作。

荒野の様な世界。時代は変わっても日常は変わらない。

人間はどこかへ行くことができる。でも、行った先で気付く

どこも変わらない、と。

行き場のない男女4人の1日を4時間かけて描いた映画。

朝から始まり、翌日の夜明け前に終わる。

結局、夜は明けなかった。

世界は絶望と不安に満ちている。

生と死の境界線を彷徨う様な人物描写やセリフがドキッとさせられる。

映像的にも凄く印象的で、ほとんどが物語の視点となっている人物のアップで、ピントが合っているのはその人物だけ、それ以外はすべてピンボケしている。

この世界を凄くわかりやすく、極端に表現していて、映画の画面は常に圧迫感がある。

でも、世界ってのは実は美しくて、差し込む光や空の色は常に美しい。

たった1日の話を4時間かけて描いているから、一見無駄と思えるようなシーンも多いが、それら全てに意味があり、想いが込められている様に感じた。

絶望の縁を歩く様なこの映画を撮り終わった直後、監督は自殺。

デビュー作が遺作となった。
lemon

lemonの感想・評価

4.0
221

大象席地而坐

グレーと青いトン美しかった。 
中国では上映できなかったらしい、 


下位中産階級の人々の描写。 
生きている。 
生活の理不尽 虛無 
全部他人のせいにした人々
冷たい社会
息苦しい
4時間、長かったが 
何もない祝日にゆっくり観れた。 
精神タッフな時だけ観たほうがいい映画。 

セリフよかった。



胡波監督 
ご冥福をお祈りいたします。
家族に疎まれ必要とされず、傷以外に何も持てない4人は、遠い動物園にいるという座ったままの象を目指す。
4時間弱に渡る灰色の空と出口のない世界から、声なき人々の姿を炙り出す。

フー・ボー監督には、生きて向こう側の世界の続きを撮って欲しかった。
Kafka

Kafkaの感想・評価

3.9
監督はこれ撮り終わってすぐ29歳で自殺したらしい。
4時間ずっと鬱だし、映像もカラーではあるけど彩度が低いからとにかく暗い。
なんていうんだろ?たぶん2日くらい経てば感想出てくるんだけど、とにかく厭世観、?最後に夜道バスで走るシーン心に残る。中国行きたい
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