ラスト一時間だけ急に面白いけどいきなり割と知ってる感じの味になっちゃったのはちょっと寂しくもあった。これが好きな人はぜひ窪 美澄の『晴天の迷いクジラ』を読みましょう。もっと食べやすい味が楽しめるので…
>>続きを読む『象は静かに座っている』
このタイトルから、動物園の象がすべてを諦めながらもじっと座り続けたまま、生きることを耐えている…という姿を想像しました。
登場人物たちは、それぞれに暗く重い荷物を背負い、…
若者と老人ならではの衝動のようなものが感じ取れて物語も普通に面白かった。
階段や廊下を歩くシーンが多く、閉塞感があって映画の話の内容の雰囲気ともあっていた
ただ暴力要素がそこまでいるのかなと思っ…
それぞれに絶望を抱える4人の老若男女を主軸にした群像劇。
生きていれば時折生じる命への責任から目を背け続ける者たちの描写が痛烈。
あるいは向き合ってみても、この世界にあるのは絶望だけ。
監督本人も…
艶のない乾ききった残酷な暗闇に生きる孤独な人間達の黙示録
生きてるという事は死ぬまで苦痛が続くという事
なんのために自分が存在しているのか誰にもわからない
自分の意思で、できる事できない事
自分の…
恐ろしい作品である。
『ヴェルクマイスターハーモニー』と『エレファント』みたいな視点で時間が流れていた。明らかにタルベーラは意識しているのだろうけれど。そして、さらに言えば、ヴァージニア・ウルフの…
© Ms. CHU Yanhua and Mr. HU Yongzhen