miina

ラブ&ドラッグのmiinaのレビュー・感想・評価

ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)
4.2
「SEXテープ」くらいのくだらない脳死ストーリーかと思ったら、コメディ要素は忘れないままに重い題材が主題
でもコメディ要素のおかげで重苦しくない

病気(治療法はない)の恋人を持つことへの覚悟、葛藤も余すことなく描かれてる
自分の愛する人が不治の病になって、それでも支えると腹を括れる人はどれほど居るんだろうか

愛についての名言が沢山生まれてた
"あなたの顔に差す光" "窓から入るそよ風"
"こんな瞬間が二度となくてもいい"
"今この瞬間だけは私のもの"
恋人ならきっと誰もが感じたことのある感覚
慣れてしまう人生の幸福を思い出させてくれる作品
自分の好きな人が自分を好きでいてくれるってすごい奇跡だと思うし当たり前じゃない

"何千人と出会ってもただそれだけ"
"なのにたった1人と出会っただけで人生が変わる"
最後のセリフ、きっとこの映画で1番伝えたかったこと
恋愛は結局運とタイミングだけど、掴み取る努力無しでは上手くはいかないと思う
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