トモヤムクン

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者のトモヤムクンのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

これ、ほんとにシリーズ最後なんだよね?

MX4Dで鑑賞!
個人的な感想ですが、割とMX4Dなどの
アトラクション形式じゃなければ楽しめなかったかも…

前作のラストの恐竜を開放し、
人間と恐竜の共存をメインテーマにするのかと思いきや
まさかのイナゴ!

おぉーい!!
恐竜関係ないんかーい!!笑

それを差し置いても勿体ない点が多々あり、
鑑賞後も物足りなさを感じる作品でした。

【本作のレビュー】
本作では
旧シリーズ・ジュラシックパークのメインキャスト
グラント博士、マルコム博士、サトラー博士の再登場。

最近の映画で、
スターウォーズ、
ターミネーター、
ゴーストバスターズ等

往年のキャストと新シリーズのキャストの
夢の共演展開で期待度は爆発的でした!

人間と恐竜の共存について
ジュラシック・パークで経験した3人の博士と共に、
より良い形に収めていくのかと思いきや、
蓋を開けてみれば…イナゴかい!!

まぁ一旦想像と違った事は忘れて本作の感想ですか、

まず
パーク組(グラント博士、マルコム博士、サトラー博士)と
ワールド組(オーウェン、クレア)が
別々の目的で事を進めて行きます。
大きくプロセス事でまとめて行きますね。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■パーク組
①謎の巨大イナゴの大量発生よる作物の被害。
②サトラー博士が被害に合わない作物発見。
バイオシン性の種は被害に合わない=黒幕はバイオシン。

③グラント博士とマルコム博士合流。
バイオシンの計画を阻止する為、行動。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■ワールド組
①シャーロットとブルーの子供ベータが連れ去られる。
②調べたらバイオシンの本拠にいる模様。
③オーウェン、クレア、新キャスト・ケイラと共に
バイオシン本拠地に潜入。
(パーク組が計画を阻止する場所と一緒)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ざっと簡単にまとめるとこんな感じです。

お分かりの通り、
やること結構簡単なんですよ。

ワールド側の本拠地を見つけるまでに
一悶着あったりはしますけど
今回のミッションは、
イナゴの対策とシャーロットとベータの救出だけです!

前作で野放しにした恐竜には触れません。
(初っ端から恐竜被害の映像バンバン流すのに…)

じゃ何でこんなに簡単なミッションなのに、
僕がここまで否定側にいるかと言うと、
単刀直入に『わかりにくい!』です。

いや、簡単なミッションなのに
感想『わかりにくい!』って矛盾してるやん!!
とお思いでしょう!!

そうなんです!
簡単なのに、変に複雑にしてるのです!!
てかそっちの斜め上を行く展開で、
想像してなかった方向に進むのですよ〜

順を追って説明しますね。
まずはパーク組!
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■パーク組
①謎の巨大イナゴの大量発生よる作物の被害。
②サトラー博士が被害に合わない作物発見。
バイオシン性の種は被害に合わない=黒幕はバイオシン。

③グラント博士とマルコム博士合流。
バイオシンの計画を阻止する為、行動。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

③のサトラー博士とグラント博士は
マルコム博士と敵の本拠地で合流します。
そこでマルコム博士より、
『今いる建物の地下に研究施設がある!』と
告げられますり
(マルコム博士はスパイ的な立ち位置です!)

その後、エスプレッソマシーンの激ダサ耳打ちを経て、
研究施設に到着下サトラー、グラント博士。
そこで無事サンプルをゲットしますが、
同時刻に脱走したシャーロットの警報で
イナゴが起き上がり、
巨大イナゴの群像に巻き込まれつつも脱出。…

はい、
本編中盤でパーク組、やること終わっちゃいました。

普通、こういうのって
簡単なミッションこそ、
敵に見つかったりだとか、
罠が引っ掛かったりしてこその
ハラハラ・ドキドキなのですよ

なに、難なくサンプルゲットしてんすか?
もう勿体ない!
(折角の旧シリーズのメインキャストなのに…)

その後はシャーロットと合流。
ポットにて脱出。
オーウェン達と合流、ベータの救出。
ヘリに乗って脱出。

おい!最後まで何もねぇじゃねぇか!!
盛り上がるポイントがねぇ!
てか敵がバカなんよ!
自分で自分の首絞めて、
オーウェン達はちょっと嫌な思いするだけ。

一番イラッとしたのはクライマックス、
ギガノトサウルスとティラノサウルス。

いや、ここは旧シリーズみたいに、
全開にメインテーマ流せよ!!

なんで
アコースティックバージョンみたいなのにしてんの?
そこさえしっかりしてたら
序盤、中盤さ水に流せたのに…

【まとめ】
全体的に期待を裏切りまくりです。
初っ端の恐竜被害のニュース映像も
セットアップとして大事な点は、
『恐竜被害による共存の危うさ』ではなく、
『バイオシン社』の存在定義。
(いや、誰がわかるか!
こちとら前作見返して来とるんじゃ!!)

バイオシン社も強敵なのか?と思えば、
馬鹿丸出し。
(パークの1の人を意識してるだとしてもつまらん)

自分で自分の首を絞めるばかりで
オーウェン達にはあまり影響がないので、
オーウェン達の必死の救出劇がありません。

淡々とミッションをこなしていくので、
ハラハラ・ドキドキも感じられません。

何かジュラシック・パークって
もっと緊張感とかあったと思うな〜

ここまでやってきて集大成がイナゴって…
Tレックスの扱いも段々雑出し…
飾りじゃないんですけど?
恐竜戦わせとけばいいだろ!的に感じて
若干怒りまで感じました。

マジでMX4Dじゃなかったら
結構しんどかったと思います。
あれを平面で見続けられるなんて
『時計じかけのオレンジ』状態です。

終わってくれて良かった。
トモヤムクン

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