たろさ

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者のたろさのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

オーウェン(クリス・プラット)とクレア(ブライス・ダラス・ハワード)はメイジー(イザベラ・サーモン)を義理の娘として引き取り暮らしていた。ある日メイジーが誘拐される。オーウェンとクレアはメイジーを追ってマルタ島まで行く。
一方、バイオシン社が怪しいのでエリー・サトラー博士(ローラ・ダーン)はアラン・グラント博士(サム・ニール)と共にイアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)のもとを訪れる。


恐竜を使ったアトラクション、アクションが延々と続く。ただ見せ方自体はおもしろい。マルタ島での恐竜とオーウェンのチェイスシーンはよかった。
レイティングを意識しすぎていて血はほとんど出てこない。
恐竜はあまり印象に残らなかった。印象に残ったのは巨大イナゴ。
シリーズ全般に言えるが恐竜の管理が雑だし杜撰。二重ロックしろ。
新キャスト陣と旧キャスト陣の結集は絵的には盛り上がったがそれだけだった。集まってからはみんなで恐竜に驚きみんなで同じところに行く。その様子が観光ガイドに導かれているみたいだった。
エリーとアランの再会、恋愛関係はおもしろかった。

勧善懲悪をやりすぎ。主人公グループやいい人はまず死なないし、悪人は必ず死ぬ。終盤は主人公グループから死人は決して出ないという安心感があった。
最後は「恐竜と共存しました、めでたしめでたしエンド」だが何にも解決していない。恐竜が世界中のあちこちにいるだけで人間は大パニックだと思うが、あんまりそうは見えない。前作のラストで恐竜を解放したのは完全に間違いだった。あれのせいでどれだけの人が死んだんだ?
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