オリジナル未鑑賞、予備知識なしで鑑賞。
ミュージカル映画の良さ、音楽部分はとても楽しく、ワクワクしたりハラハラしたりした。
とくに、マンボの部分とアメリカの部分はすごくワクワクした。プエルトリコ側の楽しい感じが伝わってきたし、アニータやベルナルドが最高だった。ラテン系の人ってなんであんなにリズムを取るのが上手いんだろう。
ストーリーは知らなかったので、２つの集団が手を取り合うまでを描いたハッピーなストーリーなのかと思っていたけれど、ロミジュリ的展開だと気づいた時には悲劇が起こっていた、、、その前のトゥナイトもやばいやばいと感じ、ゾクゾクした。
でもいつになっても人間ってロミジュリが好きなのね。
リフが死んでしまったのは、偶然的なことであったとしても、ベルナルドを殺してしまうのは、なぜ、、、人を殺す怖さは十分知っているのに、、、友情や憎しみはここまで人を追い込むのか、、、悲しかった。
マリアは途中まで聡明な女の子かと思ったけど、ベルナルドを失ったアニータの前で、ベルナルドを殺したトニーのことを思って歌うのは最低なのでは？と途端に彼女が理解できなくなった。
それから先、両主人公を理解できないまま映画が終わってしまったけど、それでも見応えがあった。
2人のラブストーリーがハッピーエンドとならなかったのは、他の人種を受け入れられない時代もあったのかもしれない、
シャークスとジェッツがもし今あって、対立してたら？ハッピーエンドを迎えられる？
どうかハッピーエンドになる時代であってほしい。
