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ウエスト・サイド・ストーリーのmanamiのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

私的には僅差で旧映画のほうが好きかなあと思ってしまった。

まずAnsel Elgort色々あった上でよく公開できたな、よくここまで彼のPR抑えたな、よくここまで作品の評価を下げずに維持したなと思いました。これはもう本当にスタッフキャスト一同のWSSへの愛だと思う。愛を持って造ったからこそ最低限の被害で済んだ。凄い。ここまで結局何が起こったのかはわからないけど、火のないところに煙は立たない、が私の意見です。

本編の話に戻ります。私が旧映画のほうが好きだなという理由はいくつがあるのですが、そのうちの一つがオープニングのあっさり感です。旧映画はSharksとJetsの追いかけっこがもっと長く、ワクワクしたのですが、本作は完璧に揃ったダンス多めでワクワク感は少なめでした。もうひとつは後半の決闘以降のシーンのあっさり感です。とはいえ鑑賞してから2ヶ月以上経ってしまってから書いているので正直そこまで記憶がないです。

本作の好きなところはまずキャスティングの忠実さ。プエルトリカン役がしっかりプエルトリコの血を引く人たちであること。そしてRachelのMariaが最高にかわいい。声が綺麗すぎる。それから、本作ならではのアレンジ(例:gee, officer krupkeの曲が路上でなく署内になりダンスが沢山足されたところ)(Tomboyぽい子が本作ではTrans)は結構好きでした。

旧作でも本作でも安定に好きなのはMambo、Maria、Tonight、America、今作で特に好きなのはI feel pretty、Gee, Officer Krupkeでしょうか。

総じてサントラは間違いなく本作のほうが好きだし、一曲一曲のパフォーマンスを切り取って観ても本作のほうが好きなのですが、見終わった後味やJetsとSharksの描写は旧作が好きです。

最後に、本編を観る中で一番気になったのはAnselの喉の動きです。まじで後半そこにしか目がいかなかった。
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