最後感動して泣いてしまった
まさか泣くなんて思わなかった
お話も曲もダンスも知り尽くしているのに
憎しみ合うのを終わりにする
がオリジナル版のラストとして
スピルバーグ版は
分かり合えたはずなのに
が残りますね
そしてそこから繋がるエンディングでの闇に光が射しまた影を映し出す街の風景のなんと美しいことか
さすがスピルバーグでした
人種差別というよりむしろ居場所がなく未来も絶たれているのは元々住んでいた彼らジェット団の方であるという視点がとても新鮮で良かったです
トニーとマリアの身長差はたまらんし何よりオリジナル版と違って2人ちゃんと歌っているし歌声は綺麗だし
衣装もまたオリジナル版の凝りに凝った良さの上にスピルバーグ版の意味合いを乗せてさらに目に鮮やかだし
各場面差し込む光の演出も素晴らしいし
トニーとリフの「COOL」は最高だし
自分のお給料じゃとても買えない値段のものを売っているデパートのお掃除をしている彼女達という社会の写し方も良かったし
それでもやっぱり1番素晴らしいのはリタ・モレノ演じるバレンティナの存在です
オリジナル版アニタも伝説ならリタ・モレノそのものもレジェンドでヒーロー
バレンティナの設定もしっかりあるのでその彼女の「SOMEWHERE」はもう震えるがくる演出でした
見応えのある映画を作ってくれてありがとう！！！
この挑戦と成功に最大限の敬意を表します
