かたゆき

キャッツのかたゆきのレビュー・感想・評価

キャッツ(2019年製作の映画)
1.5
初回上演から現在までロングランヒットを続けるミュージカルの名作を映画化したもの。
原作舞台に特に思い入れがあるわけでもなく、有名な劇団四季による日本公演なども未見でしたが、何かと話題だったので今回鑑賞してみました。

ネット上でも話題沸騰の、あの猫のリアルな擬人化具合は確かに気持ち悪かったですね~~。
普通に考えて彼らは服を着ていないわけですから、もちろん性器も肛門も丸出しなわけじゃないですか。
それなのにお股をおっぴろげにしちゃうとことか、あまりにもハレンチでもう見てられなかったですね。
普通に服を着ている猫も居たんで、より彼らの全裸感が強調されるという謎のダメ押し具合(笑)。

さらに呆気にとられたのは、ゴキブリたちまで擬人化されて歌って踊りまくるところ。
キッチンで行列作ってケーキに群がってたと思ったら、最後は猫に食べられちゃうという普通に考えて悪夢としか言いようのないシーンをご陽気に見せられた日にゃもう苦笑いするしかありませんでした。
歌って踊ってる人も特殊効果した人も振り付け担当の人ももちろん観客もいったい誰得なんでしょー(笑)。

肝心の内容の方も、好きな人には申し訳ないですけど、ここまで内容のないお話を見せられて、正直、僕は最後まで一切楽しめませんでした。
うーん、自分には何がいいのかさっぱり分からなかったです。
かたゆき

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