サムカワ

6アンダーグラウンドのサムカワのレビュー・感想・評価

6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)
5.0
「車道は車優先だ!!」


#6アンダーグラウンド
ジャパンプレミアにて
一足早く、しかも映画館の大スクリーンで観させていていただきました!!

いや!これは最高だ!!!


なんかもう
「あーー!知ってる!これマイケル・ベイって人が撮ってるよね!!」
とどのシーン、どのカットを見てもわかるくらい、ベイ色に染まりまくった映画でした。


開始早々カーチェイスでセルフパロディか!ってくらい「どうも!ベイです!」って感じの、みんなの知ってるマイケル・ベイの連べ打ちから景気良く幕を開けるこの映画!

ちゃんと今回も運転中にあーだこーだ言い合いをして「運転に集中しろ!」ってのがありましたね!


それ以降はもう足し算的にベイ要素が増す増す!

『トランスフォーマー』とか『アルマゲドン』みたいなCGを駆使したSF超大作のイメージがありますが、実はフィルム撮影や実写撮影に強いこだわりのあるベイなので、
ガチモンがドッカンドッカン吹っ飛びまくる爆発や、ちょっとどうかと思う悪趣味描写(褒めてる)が、Netflixという制限のない媒体のおかげで加速度的にインフレしまくる!!祭りだ!!!

あんなに人が景気良く車に轢かれまくるのって『デスレース2000年』くらいですよ!
なんかこう、観ながら「えっと…これいいの?」と軽く心配になるくらいノリノリで躊躇なく倫理観を超えてくる感じがたまりません!


そんなベイ色のインフレに伴って、ベイ映画特有のクライマックスになればなるほど、何が何やら!というゴチャゴチャしまくって物語とか位置関係とか、キャラの目的とかがよくわからなくなる現象も健全です。
しかし、マイケル・ベイの最新作を観に来て、ベイ要素が満載なんだから、この「何が何やら」を持ってして評価を下げるのは野暮ってもんですよ!

とにかく「それ要る?」って思うくらい、すべての展開において、ギャグなのかグロなのか色々あるけど何かしら必ずプラスの味付けがされていて
サービス精神のスクランブル交差点でサプライズが大渋滞引き起こしておりました(褒めてますよ)

主演のライアン・レイノルズは、やっぱりひょうきんで軽薄そうな顔の奥には何か深い事情があるんだろうな感のある役が似合いすぎる!!


もうドッカンドッカンバッコンバッコン戦いまくってハイテンションな中でも、クライマックスの感動的なシーンではジワリとくるし、このチーム全員が愛おしくてまた会いたくなる!!


この座組ができる得ることすべてが最高到達点に行ってる!って感じで楽しすぎました!

ベストヒットマイケル・ベイ!
超ド級のメガ盛り…いや!ベイ盛りアクション映画!

うまく表現しきれない!
観たらわかる!
胃もたれ間違いナシの高カロリーアクション超大作です!!

ってかこれを劇場で観られたことが嬉しい!!!
サムカワ

サムカワ