このレビューはネタバレを含みます
本作の公開により初めて劇場で男はつらいよを観ることができました。
夢だったスクリーンで寅さんを観れたし、自分を寅さん好きにしてくれた父と一緒に観れたことが最高でした。
あのメロン騒動を初めとした名場面をリマスターされた綺麗な画質で周りの客と一緒に笑いながらこともよかったです。
約2時間の上映時間はあっという間に感じられるほどの面白い内容でした。
正直、シリーズに対して本作の内容や演出や位置づけは異質的だし、ラストのくだりや自分があまり好きではない満男が準主役になっていたシリーズ後半が多く取り上げられていたのは少し残念です。
それから、タイトルを「おかえり寅さん」とするなら姿は出さなくてもラストでくるまやに寅さんが帰ってきて欲しかったなと思うし、作中で寅さんが生きているという設定ならどこかでそのくだりをちゃんと見せて欲しかったなぁ~と思いましたが、「それを言っちゃあおしまいよ」ってやつですね!