気がつけば、ほぼ全編観ている寅さん。
風に向かって叫んだら、
寅さんは必ず来てくれる。
今日観ていて気づいたのですが、
会話をするときのことばの使い方が
どの俳優さんも
優しさに包まれていて、
普通の会話をしているだけなのに、
なぜか涙が出てしまうのです。
ああ、こんなに優しい会話を
自分はしているだろうか。
朗らかとは、こういう人達のことを
いうんだなー。
女性に奥手で、浅岡るり子扮する
リリーとの恋も切なくもどかしい。
また満雄がおじさんの
アイデンティティを面白いくらい
受け継いでいて、
ほっこりするシーンがたくさん。
観て良かった。
ツラいことがあったら
風に向かって
寅さん!と叫んでみようかな。