レオ

きみと、波にのれたらのレオのレビュー・感想・評価

きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)
2.0
brand new storyを(体感で)90回ぐらい聴かされる映画。

主題歌を無理やり耳に残すことで感情移入させようとしてるのが見え見えだし、中途半端な回収のために無駄に張られた伏線も作品のまとまりのなさを生んでるし、
かと思えば大事なバックボーンの説明の台詞はサラッと流れちゃってるし。

時折笑いながら仲睦まじく2人が歌う場面も最初は微笑ましかったけど、フルで聴かされるのに全サビで毎回笑うのは観てる側としてはちょっと引いてしまった。

最初の30分は楽しめたけど、そこからのファンタジー設定があまりに無茶すぎたのかなー。

ジブリみたいにちょっと不思議なことが起こってもおかしくない世界観を構築することにもう少し労力を割いてたらいい映画になってたのかも。

キャラクターがみんなわかりやすかったのと、川栄李奈ちゃんと伊藤健太郎くんの演技が自然なのは良かった。
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