上海十月

オーソン・ウェルズが遺したものの上海十月のレビュー・感想・評価

2.3
本作観ながら、あんまりオーソン・ウェルズに個人的に興味ないかもと実感してしまった。ウェルズが勝新太郎にだんだん見えてきた。ニューシネマでハリウッド復活を狙うが世は「スターウォーズ」に代表される能天気な時代に映画作家を必要としなくなっていた。ピーター・ボグダノビッチがかわいそすぎる。天才に搾取される普通の人々でよくある話にも見える。先日もキューブリックを愛し過ぎた人のドキュメントがあったが死後キューブリック鑑定唯一無二になったので良かった感があるが本作は、それすらもないんで、ただただ虚しい。
上海十月

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