猫脳髄

青い塩の猫脳髄のレビュー・感想・評価

青い塩(2011年製作の映画)
3.6
ヤクザを引退し、レストランを経営したいと料理教室に通うドゥホン(ソン・ガンホ)は、態度は悪いが料理の手本になるセビン(シン・セギョン)に興味を持つ。一方、ドゥホンが引退した組の会長が殺され、幹部たちは彼に罪を被せようと暗殺を企む。借金のカタと射撃の腕を買われて暗殺を依頼されたセビンだったが、次第に不器用でも誠実なドゥホンに惹かれていく。しかし、彼の暗殺を目論むプロ集団が2人に迫り…という筋のノワールとラブストーリーの組み合わせ。ノワールの緊張感は崩さずに、「塩」のモチーフを随所に生かし、ソン・ガンホの笑顔もしょっぱく切ない佳作。
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