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SHADOW/影武者のoden8のレビュー・感想・評価

SHADOW/影武者(2018年製作の映画)
3.9
"一生の悔いが残る。政治と軍事に心を奪われ。天下の美を愛でる間もなかった。"
by 都督

"囚人同様だったわたしが、何が怖かったかわかりますか?" "暗闇です。誰もいない。光が届かない。音もない。"
by 都督の影

イーモウ監督の"英雄"のモノトーン版。モノトーンの世界でも、霞むことのない研ぎ澄まされた美的感覚は流石。映像と音の美しさは圧巻。
傘を使用したアクションシーンが、めちゃくそ格好良いのん。
ストーリーの設定はシンプルながら。だからこその心理戦の面白さと、人の世の闇が光ってたよねん。

わたしは影。
小国の闇が生んだ者。
光りがなければ、影はできない。
僅かな希望が、影を生む。
影がなくなることはない。
わたしは何者でもない。
だから、わたしは何者にでもなれる。
わたしは影。あなたの影であり。
影こそわたし。

"世の中の事に是非はありません。今さら後悔しないで。"
by都督の妻 シャオアイ

"人あればこその❝影❞なのに。誰もそれがわからない。" "卑劣な奴に、王の資格はない。"
by 都督

Cast(役者·キャラ) 3
Story(物語) 3.5
Architecture(構成) 4
Picture(画) 4.5
Acoustic (音) 4.5
23-286
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