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スケート・キッチンの一人旅のレビュー・感想・評価

スケート・キッチン(2018年製作の映画)
3.0
クリスタル・モーゼル監督作。

新鋭クリスタル・モーゼルがファッションブランドのプロジェクトで制作した短編映画を自ら長編映画化したもので、スケートボードに熱中する少女の日常を綴ったミニシアター系の青春ドラマです。

NY郊外で母親と暮らしているスケボー好きな17歳の内気な少女カミーユが、NYで活動している女子だけのスケボーチーム「スケート・キッチン」のメンバーとなり、チームの気の合う仲間たちとスケボーを通じて交流を深めていく様子を描いた青春ガールズドラマとなっています。

スケートボードに青春を捧げる人種もバラバラな少女たちの切磋琢磨と友情と絆を、様々な顔を持つNYの都市風景と喧騒を背景に瑞々しく描写した青春映画の佳作で、NYの繁華街を縫うように滑ったり、スケボー好きが集まるスケートボードパークでテクニックに磨きをかけたりといった多彩なスケートシーンが爽快感に満ちています。
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