復讐物で人が数珠繋ぎにバタバタと死んでいくのに、どこか牧歌的な空気が流れていて心地よい…死んだ後にその人のあだ名と本名を暗転した画面に逐一載せて弔ってくれるあれにめちゃくちゃR.I.P.みがあって、つまりはナンマイダの効力があんですよね。しかもそれを台詞が無いようなモブにまでご丁寧にやってくれるから、僕らはみんな生きている～～～～……てのをモロに感じる
リーアム、麻薬組織、先住民軍団の三つ巴、それに意味のない無駄会話や異化効果抜群の音楽センスだったりがたしかにタランティーノっぽい。
先住民(インディアン)が言う｢インド人にやらせろ…｣とかホテル予約のやつとか、かなりシニカルで際どいギャグなんだけど笑ってしまうがな…
子供への読み聞かせはリーアム・ニーソンの除雪車への愛が感じられて好き。つまる所、はたらく自動車&ころされる人間！て感じの映画でした！
