このレビューはネタバレを含みます
たまたまTwitterでクレプスキュールフィルムの情報が流れてきたので観た
自分は望まれていないのだと思わせないでよね、の気持ち 暴力を受けるとは
心身喪失にしないでを踏まえてのタイトルの「私」
自分の意思であること
傍観者でいるなら、無関心でいるなら刺されても仕方ないという激しさを世の中は見せる
静かさ
スクリーンで彼女が黙って考えている時間、私も黙って考えている
不信の眼差し
陳腐な言い回しだけれど生きることが死刑よりも重い罰
実際の事件を美しい女優を使って美しく脚色するのも、世の中で言う悪を様になるように繕うのも、何がそうさせるのかを考えた方が良いと思った
加虐欲(サディズム)に自覚的にならない限りこのような映画は作られ続けるのだろう
メッセージがこんなにもはっきりするとは思わなかった