オルガに手を差し伸べて気にかける善意はあった。しかし、オルガにとっては「100人の親切」よりも「1人の冷遇」や「過去のトラウマ」の比重があまりにも大きく、差し伸べられた手は彼女の深い心の底まで届く前…
>>続きを読む1973年に無差別殺人を犯して死刑に処された女性、オルガ・ヘプナロヴァーの半生を、当時の社会主義国チェコスロバキアの冷たさを感じさせるモノクロ映像で静かに描いた、チェコ映画学校の同期生トマーシュ・ヴ…
>>続きを読む被害者意識ほどおそろしいものはないと思った。
小さな傷つき、不具合、ちょっとうまくいかなかった出来事、些細な不快感、
そういうものの積み重ねで人は簡単に被害者になれる。
視界がどんどん狭まっていく。…
オルガ役の方のお顔、すごく好き きれいなんだけどきれいじゃなく見える時もある とにかくタバコを吸いたくなる 車で歩道走って人轢きまくってDIOみたいなオルガ 望み通りの刑の執行だった 最後の家族の日…
>>続きを読む劇伴の無いモノトーンの画面に彼女の孤独が淡々と映し出されており、物憂げに吸う煙草がよく似合っていた。
僕は自らの意思で一人になったくせに薄暗い部屋の隅で膝を抱えながら日夜「僕はなんて孤独なんだ!」…
オルガが事件を起こしたあと、弁護士と話すシーンが印象に残った。
オルガは「人間は常に悪よ」と言うが、弁護士は「善悪を選ぶ力を否定している」「君の弱さだ」と返す。オルガは「どうせ人間はいつも悪を選ぶ」…