舞台は1970年代のチェコスロバキア。
経済的に恵まれた家で何不自由無く育った少女、オルガ。
しかし彼女は自身が性的マイノリティであり、周囲と自分とのギャップに息苦しさを覚え、幼少の頃から鬱病を患っ…
静かな映画、音楽もなく淡々と会話があるだけ
なのでオルガの心情を図りかねる
周囲と打ち解けられないコミュ障のレズにも見えるが、凶行はまるで秋葉原の事件を彷彿とさせた
元凶はなんだったのだろう、母親…
最初、脱衣所に入ったオルガを写したあと一切画面に変化がなくて、再生止まってるのかと思ったがあの間に服薬して倒れてたってのが分かって「うわぁ!」ってなった。掴まれた。
憎しみ。ずっとこの映画に蔓延っ…
書き言葉であれ、話し言葉であれ、女性たちによく見受けられる傾向として、背景や文脈がほとんど説明されないままに、切実に感じた思いやディテールが記され、話されることがある。
話し上手とされる人の話が「…
なんだろう。この獣と人工知能の合いの子みたいな違和感は。彼女の破滅的な言動は憎悪や怒りという感情で表現できるものではなく、反作用に近いものを感じる。病んでいるとか壊れているとか、言語化できる状態でも…
>>続きを読むチェコ最後の女性死刑囚、オルガ・ヘプナロヴァーの生涯を描く。
13歳で自殺未遂。
自宅に居場所は無く、精神病院ではいじめの標的。
彼女はずっと孤独だった。
そしてその孤独が、彼女を大量殺人者に…
実際にはその時その時愛し合った人や支えてくれた人がいるのに、厭世的で自滅的で他責思考のオルガはまるで自分を見ているようでしんどい反面、似ている故に面白く感じた
直接嫌な思いをさせて来た人間に復讐する…