オルガ・ヘプナロヴァーを、「みんなでいじめた」結果こんなことになってしまった。たしかに、元々の本人の気質もあるかもしれないし、彼女は単に被害者というわけではない。それでも一人一人の冷たさ、無関心、社…
>>続きを読む白と黒の画面からは体温も温度も感じず、その事に助けられたような気もする。
微かに動く顔の筋肉、視線の冷たさ、寡黙、沈黙、静寂。セリフの少なさが彼女が如何に孤独であるかを教えてくれる。当たり前に音楽…
実話ベース。
共感は難しいが
モノクロであることが作品の毛色と
マッチしている。
オルガは終始不機嫌そうな表情で
タバコをふかし
社会と他者への憤りを露わに
表現している。
オルガの口から語られる…
白黒の世界の中で、いつも白ワインを飲んで、ずっとタバコを吸っていて、タクシーを運転する、心に闇を抱えた同性愛者の若い女。画としてはなんだかお洒落に見える。
生々しい性の描写は好きじゃないけど、序盤…
セピアな世界、言葉も少なく、タバコをふかし続ける日々。常に悲しげで怒りに満ちたその人生だからこその、モノクロ映画か。
裕福な家庭に生まれながらも、自信がセクシャルマイノリティなこともあり、常に息…
“安すぎる代償として、死刑を宣告する”
伝記映画
圧倒的な主役の演技力
さすがに理解しきれない部分もあったが、刺さるセリフがいくつかあった。
淡いモノクロ映像のせいか、殺人の描写が軽く見えてしまう…
主役の方の演技が本当に凄い。
終始ほぼオルガの視点でかつ説明も無しに話がグイグイ進んでいくにも関わらず、表情や細かい所作の一つ一つでキャラクターの繊細な心情が直に伝わってきます。終盤の事件に至るまで…