にゃおん

私、オルガ・ヘプナロヴァーのにゃおんのレビュー・感想・評価

4.0
出生家庭の不良さに共産国家であったチェコスロバキアという社会構造の中で、1人の少女がシリアルキラーになるまでの話。

同情をさせるわけではなく、淡々とオルガの心情をさらけ出すかのような演出がよかった。

“理解”や“共感”の名で包摂され、世界は当時と比較して良き方向へ変遷したものの、今も世界中にいる“オルガ・ヘプナロヴァー”を身近な人の愛を持って救い出して欲しい。
にゃおん

にゃおん