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テッド・バンディのmarinoのレビュー・感想・評価

テッド・バンディ(2019年製作の映画)
5.0
テッド・バンディ、正しくシリアルキラーと呼ぶに相応しかった。

頭脳万能だったらしいがどの大学は中退ばかりで卒業はしていない。
狙う女性が女子学生だったというのは学歴コンプレックスがあったのかも。
連続殺人者は頭脳の萎縮など脳機能に何らかの異常があると指摘する事を聞くがテッドも高校・大学時代は他者の迎合する感覚が欠如=共感
万引きや窃盗を繰り返す=罪悪感
そういう感覚が欠如していたのかもしれない。

この映画の後、ドキュメンタリーの
「テッド・バンディ 連続殺人犯を愛した女」も観たのですがテッド自身は殺人の衝動を抑えられないと恋人であったリズに告白していた。
心理学者はテッドは性的欲求よりも女性を服従さす事で欲求を満たしていたと語っていた。

私自身が産まれた時代の事件ですが
最近の事件でも「人を殺してみたかった」などの犯人の動機を語られる事も少なくないのでごく身近にも起こりえる事件だと思うとゾッとしました。
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