まっと

テッド・バンディのまっとのネタバレレビュー・内容・結末

テッド・バンディ(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

私の中でザック・エフロンは佐藤隆太でつまりシリアルキラーとかやらせたらめちゃくちゃ信じられないから騙されそう枠です 夢叶えてくれてありがとう😘

あんまり事件のことを知らなかったので「本当に冤罪では??」とずっとハラハラドキドキしてしまったし、何なら死刑判決にショックを受けてしまった 歯型というかなり決定的な証拠が出てもなお、「彼はやっていない気がする」と思ってしまっていた
それは脚本の求心力はもちろん、ザック・エフロンの良い塩梅の演技のせいだったと思う ザックのパブリック・イメージと実際の事件の顛末からして、彼がちょっと分かりやすく狂気を顔に出してたらすぐ観客は「サイコパス殺人鬼いただきました〜!」となるのに ならなかった、本当に無実のちょっと頭の回る人に見えていたから
ラストの弓鋸からの回想シーン、同じ表情、行動を見せられていたはずなのに裏を全く読めなかった 読ませなかったザックの演技に感服です
でも、まるでリズが自分を責めて苦しんでいると知ったからのようなタイミングで、彼女を解放するように罪を一つ打ち明けるテッドは、なんだか「そうしてあげた」ような、ここまで来てもまだ真実を揺さぶられているような気持ちになります それをぶったぎるように被害者リストと映像を出してくるんだもんなあ ゾディアックのときも感じた事実の光に圧倒される感覚でした

私もいつか身近な人が「この人殺人鬼では?」みたいな怪しい行動したら犬に会わせよう🐶
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