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テッド・バンディのlgKaoringのレビュー・感想・評価

テッド・バンディ(2019年製作の映画)
4.2
シリアルキラーの語源となったテッド・バンディ。
その心理は非常に興味深く、色々と知っていたつもりだったが、その彼にリズという唯一愛した女性が居た事は知らなかった。
そのリズの立場から見たテッドを描いたこの映画。
ますますテッドに興味が湧いた。

女性が狙いのシリアルキラーならば、どんな女性でもターゲットになり得ると思ってしまうが、彼らも人を愛するのだろうか?
そう言えば、ドイツの連続殺人鬼ペーター・キュルテンにも奥さんは居た。
他の女性との区切りはどう付けているのだろう。

そもそも、その彼女を愛していた事は事実なのか?
そしてラストも真実なのだろうか?
真実ならば、それは愛なのか?
彼女はそれで救われたのか?
彼女の苦悩を見ていて辛かった。
だけど、すごく良く出来た作品。
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