このレビューはネタバレを含みます
206分の映画は長いな、と思ったけれど内容は濃い。
先住民オセージ族のオイルマネーに絡む多数の先住民不審死の隠された事実。
資産を持った先住民が白人に目をつけられて横取りされていったアメリカの歴史。
ディカプリオが先住民モリーの夫役であり、オセージ族から奪う側の手先という立場の役どころ。カッコいいって言うより叔父さん(ロバート・デ・ニーロ)との関係を上手く演じていると感心。
モリーを愛していたのだろうけど、叔父さんの言いなりで後一歩でモリーは殺されていたし、家族の死に夫が関係していたら許されなくて当然。