結吏

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーンの結吏のネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

こんな事を最初に書くのもなんですが、最初のシーンいくつか寝てしまいました。
決して寝不足ではなかったんですが。
ですので実話ということで楽しみに見た(全く本は読んでいない)のに、こんなんです。
しかも、いきなりラストを語るのですいません。ネタバレですね。
ラストに入るところ、演劇のような演出がよく分からなかった。
普通に進めて欲しかったが、本がそう書いてあるんですか?
しかも簡単に言うとオセージ族から、石油の権利を奪い取ろうとする白人の蛮行だ。
ただ、1点モリーは、インスリンと称した薬に、何かを盛られて具合が悪化して行った。
モリーの夫、アーネストは、ヒ素か何かの毒をいれた瓶を、おじさんから毒とは言わずに、インスリンに必ず小瓶1本丸々入れろと言われて素直に従っていた。
1度だけ疑い、自分の酒に入れて飲んだ後直ぐに政府の組織に捕まった。
その事をモリーに、私の注射の中身は何かと問われ、インスリンと疑わなかったこと、中身を知らなかったこと。自分も1度飲んだことを言っていない。
言ったところで、モリーの一族を手にかけた事は、間接的でも事実だし、叔父さんに、あまりにも従順すぎたし、馬鹿だったことを、モリーは、分かっていたかもしれないが、彼の人生は酷いものになってしまった。
こんな悲劇は二度と起こしてはいけないし、最後、エンドロールに聞こえる虫の声、雨の音、動物の鳴き声が、悲しげに響いていた。
そして、何故か気づいたら、この映画を見ていてエンドロール中2人席を立ち、私が降りて振り返ったら、誰も居なかった。
え?3人しかいなかった?
と、驚いた。長すぎる映画だから、当然かもしれないが、インディアン、アメリカの1920年代?についてなんて、みんなそんな興味なかったの?
結吏

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