odorukazu

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーンのodorukazuのレビュー・感想・評価

3.9
この上映時間は、劇場じゃないと
消化しきれないと思い鑑賞してきました。

事実を元にした骨太な作品でした。

ディカプリオとデニーロ、この二人がスクリーンに写っていると、それだけで
いい映画観てるなって感覚になる。
それを落ち着いた絵作りで観せてくれる。

ネイティブアメリカンに対する
アメリカの黒歴史を描いた作品で
見せ方は全然違うけど
同じようなテーマだった作品
「ウィンドリバー」を思い出した。

これがほぼ事実とは
白人のエゴ、人間ってやっぱり醜い生き物なのかなと思ってしまうほど胸糞。

オセージ族の寡黙な感じ好き。日本人に通じるとこある。特に、モリーが印象的だった。美しさと強さどちらもあった。
演じたリリー・グラッドストーン
覚えました。

アーネストの人間模様を中心に描き
所々で事件が起こっていくので
原作を知っていた方が、理解が深まって面白く観れそう。

でも3時間半超えは長すぎるかな。
ワシントンからの捜査官でてきた所から
ここらか後半かぁと思ってしまった。
二部作にも出来そうだけどこれを一本の作品としてみせてくれたこと、スコセッシの愛と想いそして観客へのサービスと前向きに捉えとこう。

マーベルもこういう映画もどちらも楽しい。 もっとスコセッシ映画追いかけたくなりました。
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