今日も喉が痛い

乙女たちの秘めごとの今日も喉が痛いのレビュー・感想・評価

乙女たちの秘めごと(2017年製作の映画)
4.0
1850年代のナポレオン政権下、フランス革命が起こった南仏の美しい農村が舞台で、ジャケはフェルメールを思い起こすかもしれないが映画を観た後はミレーの方が近いんじゃないですかね。

村の男衆はレジスタンス活動で全員引っ捕らえられどこかに連れ去られた。残るは女子供だけ。それでも生活していかなければならい。待てど暮らせど男は帰ってこない。女達は約束していた。もし男がやって来たら、皆で共有するーと。そしてついにその時が来た。うむ、これはハーレムですね、なんて羨ましい設定!繰り広げられるセックス!なんて思っていたらめちゃくちゃ純愛でした。
しかもこの話、実は本当にあったようで、ある手記が発見されたのが元なのだそうだ。何百年の時を越えて映画という形で日の目を見ることになった。こんなに素敵な事あるでしょうか。そこに感動するわ。

俺も残そうと文章を考えてたら初めに浮かんだ言葉がチンコだった。どうしよう。残さない方が良さそうだな。