Nanae

幸せへのまわり道のNanaeのネタバレレビュー・内容・結末

幸せへのまわり道(2019年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

いい映画だった。まあ本当によかったんだけど、途中から何かのプロパガンダっぽくてどうしても素直に受け入れられなかった。交通安全ビデオ見せられてるときと同じ気分になる。ファンタジー展開なのは映画だからだと思ったけど実在する人物の話なのか。ファンタジーっていうのは人を許して自分が新たな境地に行くみたいな部分ね。現実はそんなことできないからね。そのできない現実を認めてくれる作品のほうが私は好きで、こういう理想的な終わり方をする作品になんの救いも見出だせない。2時間も「正しさ」だけを見せつけられて、自分が人間として抱えているものが無視された感。あんまりいい映画じゃなかったかも。あと「幸せの○○」みたいな邦題まじで見る気失せるからやめてほしい。
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