自分のあの頃を映画のなかに感じさせてくれる素敵な映画。 あの頃は訳もわからず騒いだり楽しんだりしてそんな日が一生続くんだろうなぁなんて思っていた青い頃にタイムワープさせてくれる。
仲間同士でワイワイ騒いだり自分本位でズルかったり、だけど純粋な気持ちを持ったあの頃の自分が蘇る気がする。
時に大人を巻き込んで笑わせてくれたり大事な何かを失ってしまったりしても擦れずに素直さを海にぶつけたり。
私もあの頃はあの頃なりに沢山の問題を抱えてたりしてて、でも結局上手くいかなくても前を向いて生きていたりもする。115分間にたくさんの出来事がおきるのに全てを自然な日常に見せてくれたのは、脚本、脚色の良さと監督の手腕だろうなと。
小川あんの留学生っぷりは見事だったし、何がどうであれ、みんな幸せになればいいと思った。
