このレビューはネタバレを含みます
めちゃくちゃ泣いた。
4コマ漫画が原作でかなりキャラが濃いし、喋り方が現実的でないし、間宮は高校生に見えないしで、最初は好きになれないと思ったけど、途中からすごい好きになった映画。
途中で覚悟はしてたし、その通りの結末なんだけど、ラストずっと泣いてしまった。
シカノときゃぴ子と撫子ちゃんのそれぞれの話、全部良い。ちゃんと繋がっているのも良き。シカノときゃぴ子の話が特に好き。
シカノはずっと死にたかったけど、死んだら小坂に会えなくて、生きていれば小坂が見てくれてるからこれからも生きていけるんだなって思ったけど、それも全部夢だからシカノの勝手な想像なんだよな…。
ずっと夢の中で幸せでいてくれ…。
小坂の家を訪れたときの、小坂ママの反応でさらにえぐられた。からの小坂の部屋でのシカノにもえぐられた。
自分に都合の良い解釈をしていようが、それでもちゃんと前を向くシカノはえらいよ…。
大切な人を失った時私はどうするんだろうってたまに考えてるけど、夢だろうが何だろうが見ていてくれてると思って、乗り越えていくしかないんだろうね。
そして、その人と過ごした自分の中の記憶は揺るぎないものだから、会えるうちに沢山思い出を作っておきたいね。
