このレビューはネタバレを含みます
映画館で見る機会なんてそうそうないだろうから、と職場の人に勧められて確かになって思って最終日に鑑賞。
これまで配信でも、テレビでも何度もやってるけど1回も見たことがなかった。
今回映画館で初めて見れてよかった。
3時間があっという間で見終わった後は、すごい良い映画を見た満足感が半端なかった。
感動がうまくまとめられない…
きっと見る人それぞれに好きなシーンがあるんだろうな…と思うと映画とはまさにこういうものなんだろうなと。
印象に残っているのは、階下で踊るシーンと上流階級のパーティーとの対比。
心から楽しそうにジャックと踊るローズと、その場にいる人全員が楽しんでいるダンスシーンは、“幸せ”とは何か考えさせられた。
セリフ以外で伝わるこういうのが、映画の醍醐味だよなぁ。
あと一番責任を感じているアンドリュースにすごく感動した。第4区画までなら耐えれるようにまで設計したアンドリュースが、氷山を避けきれずにぶつかって沈む船を「もっと丈夫に作ればよかった」とローズに謝るシーンがすごく印象に残ってる。
モノづくりに関わる会社に勤める1人としてとても心に刺さるシーンだった。
最後のシーンでジャックの前にアンドリュースの顔が見れた時は涙止まらなかった。
悲しい結末のはずなのに、自由に生きるジャックとジャックに手を引かれて自分らしく生きる希望と強さを持ったローズに、前向きにさせられた映画でした。
素晴らしい映画と、今回劇場で見れる機会を作ってくれた方々に本当に感謝したい。
今回上映してくれなかったらきっと見るのはもと遅くなってたかもしれないと思うと、20代の今この映画を見れて良かった。
