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キングスマン:ファースト・エージェントのOpenのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

約2年の公開延期を
待っていてよかった…。

「偽史」と「プリクエル」という
コケかねないジャンルに
足を踏み入れているにも関わらず
キングスマンユニバースに
新たな可能性をもたらしていて
やっぱキングスマンは
期待を裏切らない!と
素直に思える作品だった!!

期待を裏切らないというか、
いい意味で裏切られたというか。

あんだけメインで
プロモーションしてた
コンラッドとラスプーチンが
結構あっけなく
命を落としてしまう展開は
意外だったかも。

でもキングスマン1作目で
ハリーが言ってた。
「第一次世界大戦で多くの
後継が死に、多額の遺産が
宙に浮いて、善行のために
作られたのがキングスマン」
だと。

ハリーがエグジーを
地下へのエレベーターに乗せる
あの場面で、
全部この映画のこと
まとめてくれてるじゃん。

前作、前々作に比べると
ちょっと物足りなさもあるけれど
そりゃしょうがない。
スパイガジェットとか
まだない時代の話なので。

ファンには嬉しい
小ネタも多い。

Statesmanとか
"Oxford, not Brogues”
的なセリフとか
“Manners maketh man”とか
"Feeling good, Polly”とか。

え、この俳優出てくるの?
しかもちょい役!!
っていう展開もありまして。
スタンリートゥッチと
アーロンテイラージョンソン。

特にアーロンテイラージョンソンは
キック・アスの主演だから
マシューボーンのお墨付きだね。

スタンリートゥッチは
前作までマーリン役の
マークストロングと
よく間違われるらしいから
ちょっとお茶目なキャスティング。

そんで、
最後にヒトラーも出しちゃうもんだから、
まだまだ続くぞこのシリーズ。

エグジーとハリーの話も
撮影始めるって情報も入ったし
ステイツマンのスピンオフもやるらしいし
キングスマンユニバースの
今後に期待!!!
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