K

キングスマン:ファースト・エージェントのKのレビュー・感想・評価

4.6
前2作品を前提に観たらがっかりしてたかもしれないほどシリアス。ミンチとか花火みたいなカラフルで、思わず目を疑うようなサイコはなくて、泣けるシーンが多い。
特に後半、衝撃と涙、からの喪失感、からの高揚感、からの感動からのまた涙と、感情の起伏が激しかった。

こんなにすんなりストーリーにのめり込めたのは、秀逸なカメラワークと時代背景を活かした脚本なんだろうな。ただ、ラスプーチンがもの足りなかった。予告のバレエは見応えあって、気持ち悪いくらい華麗だったんだけど、意外とあっさりしてた。もっと狂気が見たかったー。
それ以外文句なしの作品。年末最後の映画館での鑑賞にぴったりだし、良い年を迎えられそう。
K

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